アジア・サッカー連盟(AFC)が2023年から欧州主要リーグと同じ秋開幕に変更することについて反対する参議院決議

アジア・サッカー連盟(AFC)は先月、春開幕で実施しているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)について、2023年から欧州主要リーグと同じ秋開幕に変更すると発表した。欧州と日程を合わせることで、アジアのクラブが優れた監督や選手を獲得する機会を増やすことが目的としているが、これは到底受け入れられない。その理由について以下に説明する。

第一に、現在、Jリーグは2月に開幕、11月に閉幕(例年は12月。今季はカタールW杯開催のため前倒し)の春秋制を採用している。しかし、ACLが秋開幕となると、1次リーグを突破したJクラブは1月のオフシーズンを挟み、決勝トーナメントは同一大会で選手が移籍などで入れ替わることになる。大会開催中で長期のオフを取ることも難しくなるなど、選手のコンディション維持にも問題が出てくる。

第二に、12、1月に試合が組まれると、日本海側の多くは降雪量が多いため、練習や試合、及び観戦環境が整わないことが想定される。特に豪雪地域ではヒーターの設置や屋根の増設など、クラブ側の負担が莫大になる恐れがある。また、Jリーグクラブの多くは屋根の設備が不十分ないし全くないスタジアムを使用しているため、雨や雪の多い時期に試合を開催すると観客の負担が大きくなる。

国際サッカー連盟(FIFA)は秋春制への移行を各国のサッカー連盟に求めているが、アジア・サッカー連盟(AFC)においてはその地域性や文化を考慮して、適切な大会日程を検討して頂きたい。

右決議する。

賛同議員:

和紙あず未

りてきょう

タチャンカ

Emily

ガンツ

菊池貫太郎

賛同占い師:

エェミール

賛同天皇:

今上天皇(金小華)

賛同事務局長:

桂幹事長