2月1日に逝去された石原慎太郎氏を追悼する参議院決議

提案

2月1日に逝去された石原慎太郎氏を追悼する決議を行う事

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一橋大学在学中に、夏の海辺を舞台に享楽的な生活を送る若者たちの姿をえがいた小説「太陽の季節」で芥川賞を受賞しましし、小説が映画化された際には弟の石原裕次郎氏を俳優としてデビューさせ大スター誕生のきっかけを作りました。その後も作家として数々の小説を著書し、三島由紀夫氏とも深い親交があったほか、裕次郎さんを題材にした弟はミリオンセラーになりました。

石原慎太郎氏の政治人生は1968年に参議院議員に初当選し、1972年には衆議院議員に転じました。福田赳夫内閣で環境庁長官を、竹下内閣で運輸大臣を務めた後、1995年に議員を辞職しました。その後1999年には東京都知事選に出馬、166万票を集め当選し記者会見での「都庁で会おうぜ」という発言が話題を呼びました。四期13年余りの都知事在任中は東京都の財政健全化や排ガス規制などの環境対策に力を入れたほか、東京マラソンを国際的なイベントに育てました。国政の課題においては、尖閣諸島をめぐっては都知事在任中に東京都による購入計画を発表その後国有化を促す形になりました。

石原氏は2012年と知事を辞職して再び国政に返り咲きましたが2年ほどで引退しその後は作家として活動を続けました。

この政界への影響力、芥川賞の受賞を称え参議院での追悼決議を提出致します。