外務大臣会見
①東京オリンピックに対して、中国は開催を支持し、閣僚を派遣するなど協力的な姿勢を示しました。そのため日本の伝統的な任侠道に照らし合わせて、我が国はこれに対する中国への仁義をしめす必要があるから、中国の北京オリンピック開催を日本は全面的に支持すると共に、白石官房長官及び廣田文芸科学大臣(スポーツ庁を管轄する)を派遣する事に決定いたしました。
②しかし、新型コロナウィルス感染症、特にデルタ株、オミクロン株の蔓延が危惧されるため、原則として選手の派遣を控えるように呼びかけております。ただし、選手が北京オリンピックに向けて4年、あるいはそれ以上かけて努力してきたことは我々も理解している通りであり、日本オリンピック委員会及び選手たちに参加取りやめを必ずしも強いるものではありません。
③アメリカ、イギリス、オーストラリアなどによる外交ボイコットについて、フランス、イタリアらの意見を支持します。アングロサクソン諸国が主張するところの新疆問題の真偽に関わらず、このボイコットは対中制裁としてなんら効果を持たない上に、平和の祭典としてのオリンピックの趣旨に反するものであるから、考え直すべきものであるとの認識を表明する。
以上でございます。
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